こんにちは!はじです🐕
シンガポール政府から6月10日、
新治療薬についての発表がありました。
治療薬!なんて気になりますよね、、、、
世界の動きと一緒にみていきましょう!
【政府からの発表とは?】
今回は米ギリアド・サイエンシズの抗ウイルス薬【レムデシビル】を
新型コロナウイルスの治療薬として条件付きで承認しますよ!
という発表でした。
承認するってどんな薬なの!?ってことで調べてみました。
【レムデシビル】ってなに?
この【レムデシビル】って聞いたことある方いますか?
最近世界中で注目を浴びている薬ですが、
実はこの薬、
【エボラ出血熱】の治療薬として開発された抗ウィルス薬なのです。
それがなぜ【新型コロナ】の治療薬に?と思う方も多いと思いますが、
健康科学庁(HAS)によると、、、
「レムデシビルの効力、安全性に関するデータは少ないが、臨床試験の結果、治療薬として承認するだけの合理的根拠がある。」
と発表しているんです!
どうやらコロナウイルスの増殖に必要な酵素を阻害する働きがあるのこと!
シンガポールでも臨床試験においてコロナ感染者にはすでに投与されており、
その有効性は実証済みのようです。
それが分かっただけでも大前進ですよね!
日本やアメリカでもすでに緊急用の治療薬として承認されています。
今後は呼吸サポートが必要な重症患者や酸素飽和度が94%以下の患者に
条件付きではありますが【レムデシビル】を投与できるようになりました。
亡くなった患者さんの数を抑えられているシンガポールだからこそ
今後の治療薬の活躍に期待大ですね。
【さらなる治療薬の開発】
さらに発表では新しい発見についても触れられていました!
シンガポールを拠点とするバイオテクノロジー企業【Tychan】は、
モノクローナル抗体または免疫系タンパク質である【TY027】を
開発したとのこと!
ん、それはなんだろう?ということでこちらも調べてみました!
【レムデシビル】ってなに?
どうやらこの【TY027】は、
コロナウィルスを引き起こす原因である
【Sars-CoV-2】というウィルスのみを標的にする抗体らしいのです!
この発見はとても大きいですよね!
今後はコロナウィルスの潜在的な治療法として、
来週23人の健康的な人を対象に臨床試験を開始するようです。
この臨床試験は6週間かかるといわれていますが、
うまくいけば大きな希望になります。
まだまだ分からないことが多いウィルスではありますが、
少しずつ進んでいます。科学って本当にすばらしいですね。
【まとめ】
先に述べた【レムデシビル】はデータ自体の少なさから、
世界的にも同薬の使用を認可している国・地域はまだまだ少ないようです、、、
ですが【TY027】のようにどんどん新しい発見が世界中でされているので
より早く治療薬が確立されて、
どの国でも同様の治療が受けられるようになればいいですね。
一人でも多くの方の命が救われるように願うばかりです。
はじでした🐕